このページでは、下宿生活に興味のある皆さんがどうしても聞いてみたいと思えるような、そんな素朴な疑問を解決できるように、Q&A方式で質問と回答を紹介していきたいと思います。どれも下宿が初めての人たちが気になるような質問ばかりです。ぜひ参考にしてください。
なお、このページにない疑問などがありましたら、こちらのフォームからご連絡ください。質問内容によっては、掲載をさせていただきます。
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いつごろから下宿探しを始めればいいですか?
早ければ早いほどいいです。本格的に動くのは合格発表と同時になりますが、
その前に多くの情報を集めておかなければなりません。インターネットで情報を早めに検索したり、大学の説明会に参加して一人暮らしの様子を聞いてみたり、志望大学の学生課へ直接問い合わせて情報をもらってもいいでしょう。そこでどのような地域にどのような物件があり、費用はどれくらいかかるかなど基本的な情報を集めて、下宿候補を絞り込んでください。
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4月の初旬が入学式なので、準備期間のためにも早めに入居することは可能ですか?時期は3月下旬ぐらいです。
基本的に賃貸契約は4月1日からになります。部屋の準備ができている場合やもともと空き部屋であれば、3月の中頃に荷物の搬入も可能です。ただし退去予定の学生が退去期限ギリギリまで残ると、早めに入居するのは難しくなります。例年3月初旬に退去者の予定が分かるので、そのあたりで下宿先に直接連絡をして確認するとよいでしょう。
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各部屋のプライバシーは保たれますか?
各部屋の学生には鍵が渡されます。また、室内からでも施錠ができますので、プライバシーの確保はできます。ただ、外出時は施錠をするようにしましょう。また勉強等で一人になりたい時はドアノブのところに「勉強中」といったカードやメッセージボードのようなものを掲げておけば、皆さん気を使ってくれます。お互いさまですので皆さん快く協力してくれますよ。
一方で各部屋へ遊びに行くこともアパートでの一人暮らしより気楽にできます。ちょっとした事でも簡単に相談したり、気晴らしができたりしますが、逆にプライベートな時間を作る努力も必要になります。交友関係が深まったら、ドアをノックされた時は「ちょっと忙しいから後でね。」と言えるようになるといいですね。
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朝風呂に入ることはできますか?
朝風呂は入れない下宿がほとんどです。入浴時間が決まっていますのでその時間に合わせて生活リズムを作りましょう。それでも夏場などどうしても寝起きの汗などが気になる学生さんは、冷たい水に濡らしたタオルで身体を拭いたり、汗拭きシートなどで対応しているようです。
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クーラーが部屋になかった場合は取り付けることはできますか?
古いタイプの下宿ではクーラーが無い場合も多く、取り付けには工事費用がかかったり、退去時には取り外しをしなければならなかったりと様々な準備が必要になりますし、設置したい場合は大家さんの許可が要ります。大家さんに相談しても、取り付けが難しいと言われた場合は扇風機(最近の扇風機は高性能なものもあります)を有効活用しましょう。
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留守中、自分あてに来た郵便物や宅配物はどうなりますか?
大家さんや管理人さんが責任もって預かってくれます。しっかりお礼を言って受け取りましょう。各部屋に大家さんから届けられることもあります。また、大切な書類が届く場合や代引きなどお金が関わる場合は、事前に大家さんや管理人さんに郵便物があることを知らせたほうが良いでしょう。また代引きのようにお金がかかる宅配物の受け取りは、どうしようもない場合は仕方ありませんが、極力控えたほうがいいと思います。お金が絡むとトラブルも増えます。
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休日の食事はどうなりますか?
休日は下宿の食堂がお休みのところが多いです。契約時にしっかり確認しましょう。お休みの場合は下宿の近くの食堂へ行ったり、スーパーやコンビニに買いに行ったりします。下宿仲間と一緒に行くことも多く、休日は普段とは違う食事スタイルになります。安い穴場の食堂が大学の周りにはありますので、自転車等でそこまで仲間と行くといい気分転換になりますよ。
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下宿内で先輩後輩の上下関係はありますか?
以前の昔ながらの下宿は先輩後輩の上下関係は確かに存在していましたが、今ではほぼ皆無といっていいでしょう。確かに今でも、「~さん」付けで呼んだり、敬語で話したりすることはありますが、時間が経つにつれ、言葉や年齢の壁は無くなっていきます。先輩後輩という関係よりもむしろ、同じ釜の飯を一緒に食べた仲間といったところでしょうか。
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下宿内に自販機は設置されていますか?
学生会館や学生寮には設置されていることがありますが、普通の下宿には設置されていない場合が多いです。ジュースやちょっとした軽食などはあらかじめ購入しておくとよいでしょう。
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下宿にはどんな人たちが入居していますか?
一概には言えませんが、食事やお風呂を共にすることを承知で来ていますので、比較的集団生活に前向きな人たちが多い傾向にあります。大人としての常識もある程度身につきはじめた大学生ですので、あまり心配はないでしょう。
また、異性の宿泊が禁止の下宿がほとんどですので、どちらかというと硬派(あまりチャラチャラしていない)で素朴な雰囲気を持っている学生が多いようです。ただ、こればかりは縁ですので、むしろお互いに、いい出会いになるように今のうちから自分の内面も磨いておきましょう。
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敷金(保証金)が返ってこないこともあるのでしょうか?
たいていの場合は返ってきます。遊んでいてふすまを破ってしまったり、壁にわざと穴をあけてしまったりと、明らかに部屋に損害を与えてしまった場合は、この敷金や保証金から支払われることになり、その分は返金されません。学生ですので時には羽目をはずしてしまうこともあるかもしれませんが、ほどほどにしましょう。
ただ、普通に使っている分には大丈夫です。古くて最初から壊れかけているものは、学生さんの責任ではありませんので、そのような箇所を見つけたら、あらかじめ大家さんや管理人さんに知らせておきましょう。
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年度の途中から下宿に入れますか?
可能です。ただし空きがあることが条件です。空きがあるかどうかは希望する下宿先に直接確認する必要があります。もし学生生活の途中からでも下宿生活に興味を持ち始めた場合は、その段階から、下宿の情報収集に努めるようにしましょう。
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